3.大変だぁ〜 港内などの狭水域、神経使うんだよね。
漁港など漁船がギッシリ錨泊 美しいよネ。 でも海中はすごい潜ればわかるが クモの巣のよう
スキューバをやっていてよくタンクにロープが引っかかるんだ。安易に投錨できない場所だね。
錨泊にはちょっとした小細工が必要です。自船の占有面積を少なく、トモを他船が走っても
プロペラに巻き込まれないためにモニター(中間おもり)を付けるのです。モニターを使用する
事によりロープは大きくL字形になり、錨の利きもよくなり他船に迷惑にならない!
全部チェーンにしなくてもできるよね。
また、漁船のバウが皆 2〜3m離れているよね あれもモニターの仕事なんだ。
すでにご存知の方も多いと思うが、錨泊中は左右前後に動いている遊びがあるんだ。
リードを付けた犬みたいに(船は港で遊んでいる) いいムードだね。
そうなんです、犬は1本だけど船は3〜4本で係留しているね。
○バウ 数本は陸上、左右の振れ止めと後進止め
○スターン アンカーロープ 前進止め、一番ダイジ よくわかるよね・・・。
この数本を潮位やもろもろの変化を考慮してロープの長短を考えて行う、
長期係留の場合 じっくり考えじっくり行うので半日ほどかかてしまうよ。
すべては基本なのです。
20t の船に10kgの錨? 3t の船に50kgの錨? (あとは船長の考え方)
錨について理解すればこそ できる場合もあります。
だから海・船は楽しいし面白いではないですか・・・・。
とりとめない 錨の一般常識でした。
(よい錨)
○フレーク角度が30度〜35度、 いくら新しくても45度では利きが50%以下です。
○シャンクの曲がったもの
○作りがしっかりしている(溶接・メッキ)
○アンカーロープの込み合っている場所では、片ヅメをお勧めします(両ヅメはトラブル多し)
1.錨(アンカー)の基本
2.投錨
3.港内での錨の仕方
4.船の係留中の心配事